離乳食で味噌汁はいつから飲んでいい?冷凍できる?

離乳食で味噌汁はいつから飲んでいい?冷凍できる?

忙しい毎日を過ごすママやパパにとって、毎日の離乳食づくりはひと仕事。栄養バランスや安全性も考えながら、できる限り手軽に準備したいですよね。

実は、味噌汁は離乳食にもぴったりなこと、知っていますか?汁ごとのむから栄養も残さず飲める味噌汁は、便秘がちな赤ちゃんにとても嬉しい食事なんです!

今回は、「離乳食の味噌汁」をテーマに、味噌汁の冷凍保存方法、お手軽おすすめレシピを紹介します。

味噌汁をうまく活用して、離乳食期を子供も親も笑顔で過ごしましょう!

離乳食に味噌汁がおすすめの理由

味噌汁のもとにもなる味噌は、良性の植物性たんぱく質、必須アミノ酸、ビタミン、ミネラルなどたくさんの栄養素を含む食材です。ひとつの食材でここまで多種多様な栄養素を含んでいる食材は他にはありません。

味噌汁では具材の栄養が染み出した汁まで飲むので、栄養を漏らさず接種することができる、まさに総合栄養食といえます。

また、赤ちゃんは便秘になりやすいもの。便秘に成りづらい食事として、水分をとりながら便秘対策にもなる栄養素が含まれる味噌汁は最適なのです。

味噌汁は塩分とりすぎになりにくい

厚生労働省が発表している日本人の食事摂取基準によると、0〜5ヶ月の乳児の食塩摂取量の目安は0.3g、6ヶ月〜11ヶ月で1.5gです。

味噌の種類にもよりますが、小さじ1杯の淡色辛口味噌に含まれる塩分量が約0.7gです。赤ちゃんの味噌汁に使う味噌の量は、小さじの4分の1くらいから始めるのが目安のため、塩分過多にはなりづらいといえます。

離乳食の味噌汁は7・8ヶ月からが目安

味噌汁を離乳食でいつから出していいのか、悩む方も多くいらっしゃいます。

赤ちゃんが味噌汁を飲み始められる明確な基準はありません。お子様の離乳食の進み方に合わせて、少しずつ取り入れていきましょう。

一般的には、生後5〜6ヶ月頃から離乳食が始まります。味噌汁を取り入れるのは離乳食を始めて少し時間がたった中期(7~8ヶ月頃)からがおすすめです。

それぞれの時期に適した味噌汁のコツを紹介します。

離乳食初期(5~6ヶ月頃)

最初は味噌は使いません。野菜や豆腐などの具材を細かく刻んだものをお湯で煮て柔らかくして与えます。素材に合わせて繊維質のものはすりつぶすなどします。

最初は出汁を使わずに具材を煮てください、かつお出汁や昆布出汁に慣れてきたら出汁で具材を煮て食べさせます。

食べさせるときは、やけどしないように十分に冷ましてあることを確認してください。

離乳食中期(7~8ヶ月頃)

味噌を少しだけ使います。食べやすいように、味噌は大豆の粒がない「すり味噌」を使いましょう。

具材を煮た汁に、小指の第一関節の3分の1程度(1cm四方程度)を目安に味噌を溶かしていれます。

汁の目安は50cc程度とし、味噌をいれて色がほんのり茶色になるくらいの濃さが目安です。

最初に食べさせるときは、子供用スプーン一杯から始め、少しずつ量を増やしていきます。

離乳食後期(9~11ヶ月頃)

大人に近い味噌汁を食べることができてくる頃です。味噌の量は少なめにし薄味を心がけます。具材も一口大に切り、食べやすくします。

あくまで目安なので、具材の大きさや味噌汁の量は、お子様の離乳食の進み方に合わせて調整してください。

離乳食完了期(12ヶ月以降)

大人と同じ味噌汁を取り分けて食べることが可能です。まだまだ味覚が繊細な時期なので、引き続き薄味を意識し、素材や出汁の味を活かした味噌汁にしましょう。噛み切りづらい具材がないか、食材の大きさは適切か確認してください。

離乳食にピッタリの味噌の選び方

離乳食用に専用の味噌を用意する必要はありません。しかし、できるだけ良い味噌を選ぶことが大切です。

子どもに良い味噌を選ぶポイントを紹介します。

原材料がシンプルなもの

表示ラベルを確認し、以下三つの材料でできている味噌を選びましょう。
・大豆
・米または麦、または両方
・塩
地方によっては、大豆と塩だけの味噌や麦と塩だけの味噌もあります。

すり味噌

味噌汁の種類には、大豆の粒が残っている「粒みそ」と大豆の粒がない「すりみそ」があります。

赤ちゃんや子どもは、食べ慣れていない場合は「すりみそ」を選びましょう。すりみそかどうかは、パッケージに記載がないか、みそを目視で確認して粒がないかなどで判断します。

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離乳食の味噌汁は冷凍を活用

食材の冷凍をうまく活用すると、離乳食づくりもグッと楽になります。

味噌汁は簡単に作れますが、出汁をとったり野菜を煮たり、実は時間がかかるものです。作ったあとに離乳食用に冷凍しておくことで、毎日の離乳食づくりにとても役立ちます。

味噌汁の冷凍方法

1)味噌をいれずに味噌汁を作る

出汁で具材を煮ていきます。味噌は加えずに冷凍するので、味噌をいれる前。

2)冷やす

味噌汁を常温まで冷まします。

3)容器にわける

冷凍保存用の小分け容器や、ジッパー付き袋を活用してわけます。少し大きめの氷を作る容器が便利です。

4)冷凍する

冷凍庫で保存します。容器などに日付を記入しておくと便利です。

冷凍保存のポイント

味噌は後から加える

味噌は冷凍すると風味が落ちるため、解凍後に加えるのがベストです。具材を煮た汁の状態で小分けにして保存してください。

具材は小さく切る

冷凍後も食べやすいように、具材は小さく切っておきます。

冷凍した味噌汁の保存期間

冷凍した味噌汁は、できるだけ1週間以内、長くて2週間程度で使い切ることをおすすめします。長期で冷凍保存すると、冷凍焼けをし味が劣化していきます。

解凍方法

冷蔵庫で自然解凍するか、電子レンジで解凍します。解凍した味噌汁を鍋に移し、適量の味噌を加えて再度加熱します。

加熱する手間はありますが、一度沸騰させることで雑菌を除去できます。

解凍後はその日中に食べきってください。味も品質も落ちるため再冷凍はおすすめしません。

味噌汁を冷凍するときにおすすめの具材

基本的には、どの具材でも冷凍保存が可能です。

 きのこ類・ほうれん草は冷凍でも美味しさが変わりにくいためおすすめです。

冷凍に向いていない素材

じゃがいもやごぼうなど、繊維質が多いものは冷凍には向いていません。

初期・中期・後期ごとの調理のコツ

味噌汁の基本は、具材を切って煮るだけ。とても簡単なのに栄養たっぷりでおいしいところがいいところです。離乳食の時期に合わせたコツを紹介します。

離乳食初期

野菜を柔らかく煮て、すりつぶしましょう。豆腐や白身魚など、消化の良い食材を使います。

離乳食中期

具材を細かく刻んでください。人参や大根、じゃがいもなどを小さく切って使用します。

離乳食後期

通常の味噌汁に近づけてください。大人と同じ具材を使いますが、味噌は控えめにします。野菜や豆腐を一口大に切り、食べやすくします。

季節ごとのおすすめ具材を使った味噌汁のレシピ

春:たけのことわかめの味噌汁

夏:オクラとトマトの味噌汁

秋:さつまいもときのこの味噌汁

冬:白菜と鮭の味噌汁

    冷凍を活用して味噌汁習慣を取り入れましょう

    離乳食の味噌汁を上手に冷凍保存することで、毎日の食事準備が楽になり、忙しい日々の中でも栄養バランスの取れた食事を提供することができます。この記事が、離乳食作りに役立つ情報となれば幸いです。

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