【2026年版】味噌の種類まとめ|米味噌・麦味噌・豆味噌・合わせ味噌・郷土味噌の違いを早見表で解説

【2026年版】味噌の種類まとめ|米味噌・麦味噌・豆味噌・合わせ味噌・郷土味噌の違いを早見表で解説

味噌は原料で3種類に分かれる|米味噌・麦味噌・豆味噌

味噌はまず、麹をどの穀物から作るかによって3つに大別されます。

原料による3分類
分類 主原料 全国生産量の目安 主な産地
米味噌 米麹+大豆+塩 約80% 全国(信州・仙台・江戸甘味噌など)
麦味噌 麦麹+大豆+塩 約5% 九州地方・瀬戸内地方
豆味噌 大豆+塩のみ(麹は大豆に直接付ける) 米・麦味噌より流通量は少ない 東海地方(愛知・岐阜・三重)

※生産量の目安は自社記事「麦味噌とは?麦味噌の特徴、産地別の違い」内の記述に基づく参考値です。一次出典: 全国味噌工業協同組合連合会「種類別出荷数量」

米味噌|最も流通量が多い種類

米麹を使うぶん甘みと旨味のバランスがよく、味噌汁から料理まで幅広く使える、いちばん親しみやすい味噌です。関西の白味噌のような甘口から、仙台味噌のような辛口の赤味噌まで、色と塩分の幅が広いのも特徴です。

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手の平サイズの木桶味噌"いいちみそ"

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神奈川県 加藤兵太郎商店の木桶仕込み味噌/赤みそ・白みそ・糀つぶ・箱根路・合わせの5種から選べる、米味噌の食べ比べ入門に

¥450(税込)

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※価格・在庫は変動する場合があります。ご購入前に商品ページでご確認ください。

麦味噌|すっきり甘い、九州・瀬戸内の味噌

大麦や裸麦を使い、米麹を使わないぶん、麦の甘みと香ばしさが際立ちます。塩分は米味噌より低めのものが多く、味噌汁から炒め物まで幅広く使いやすい味です。
なお、大豆をまったく使わない、麦と塩だけで作る麦味噌もあり、2022年には「味噌と名乗れるか」が議論になった経緯もあります(詳細は下記記事をご覧ください)。

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麦と塩だけでつくる、人生で一度は必ず食べたい麦味噌

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原材料は麦と塩のみ、大豆不使用の伝統製法の麦味噌/木桶仕込み・麦は愛媛県産または香川県産、塩は香川県製造

¥730(税込)

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豆味噌|大豆と塩だけ、長期熟成でコクが強い

米麹・麦麹を使わず、大豆に直接麹菌を付けて作る味噌です。1年以上の長期熟成を経るため、赤褐色から黒褐色まで色が濃く、コクと酸味の強い力強い味わいになります。八丁味噌は豆味噌の中の特定の銘柄(愛知県岡崎市の2社のみが名乗れるブランド)で、「豆味噌=八丁味噌」ではありません。

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300年の歴史が紡ぐ漆黒の旨味 ”すずかの粒味噌”

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三重県 東海醸造の粒味噌/木桶で5年以上天然熟成、原材料は大豆と食塩のみ/小さじ1杯で味が変わる濃厚タイプ

¥500(税込)

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甘い味噌・辛い味噌|色と塩分による分類

もう一つよく使われるのが、甘い(甘口)か辛い(辛口)か、色は白か赤かという分類です。これは主に米味噌の分類として使われる軸で、全国味噌工業協同組合連合会が示す目安は次のとおりです。

米味噌の甘辛・色による分類(全国味噌工業協同組合連合会の分類を参考に自社記事で整理)
分類 塩分濃度 熟成期間 代表例
甘味噌 5〜7% 5〜20日 西京味噌(関西でよく食べられる白味噌)
甘味噌 5〜7% 5〜20日 江戸甘味噌
甘口味噌 淡色 7〜12% 5〜20日
辛口味噌 淡色 11〜13% 2〜6ヶ月 信州味噌
辛口味噌 11〜13% 3〜12ヶ月 仙台味噌

※上記の表はあくまで目安です。この味噌はこの分類、と明確に線引きされるものではありません。麦味噌・豆味噌は色や塩分の傾向が別軸で決まるため、この表には含めていません(麦味噌は黄土色で塩分低め、豆味噌は赤褐色〜黒褐色で長期熟成、それぞれ上記の記事で解説しています)。

2種類以上を組み合わせる「合わせ味噌」

合わせ味噌は、米味噌・麦味噌・豆味噌など異なる種類の味噌を混ぜて作る味噌です。それぞれの甘み・香ばしさ・コクを組み合わせて、まろやかでバランスのよい味わいに仕上げます。市販品として売られているものもあれば、自宅で複数の味噌を混ぜて簡単に作ることもできます。

地域ごとに好まれる合わせ味噌の配合傾向
地域 配合の傾向
関東地方 赤味噌×白味噌のミックスで、甘みと深みを意識したバランス
関西地方 白味噌中心に、赤味噌を少量合わせて奥行きを出す
東海地方 豆味噌がベース。米味噌を加えて食べやすさをプラス
九州地方 麦味噌がメイン。米味噌とのブレンドでまろやかに
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毎日食べたい黄金比率の合わせ味噌|信州白樺印みそ

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木桶で一年天然熟成させた二種類の信州味噌をブレンドした黄金比率の合わせ味噌/毎日食べたい定番タイプ

¥790(税込)

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地域で育った「郷土味噌」

味噌は気候や風土に合わせて、地域ごとに独自の発展を遂げてきました。原料の分類(米・麦・豆)に、地域という切り口を重ねると、味噌の世界がさらに立体的に見えてきます。

地域別の代表的な味噌(自社記事「郷土味噌」より抜粋)
地域 代表的な味噌 特徴
北海道・東北 仙台味噌・津軽味噌・秋田味噌・会津味噌 寒冷地ゆえ塩分高め・長期熟成の米味噌
関東 江戸甘味噌 白味噌に近い甘口の赤系米味噌
中部 信州味噌(自社取り扱い: 信州白樺印みそ 発酵期間が短くクセが少ない淡色辛口
東海 豆味噌(八丁味噌など) 大豆と塩のみ・3年以上の長期熟成
関西 白味噌(西京味噌・府中味噌) 米麹が多く塩分少なめ・なめらかな甘口
中国・四国 瀬戸内麦味噌(自社取り扱い: 麦と塩だけでつくる麦味噌 麦麹を使った甘みの強い麦味噌
九州 麦味噌・米味噌 どちらも甘口・発酵期間が短い
奄美・沖縄 ソテツ味噌 ソテツの実を使う地域固有の味噌
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味噌の種類 早見比較表

ここまでの内容を1枚にまとめると、次のとおりです。迷ったときはこの表に立ち返ってください。

味噌の種類 早見比較表
分類 主原料 色の傾向 熟成期間の目安 代表的な産地 向いている料理
米味噌 米麹・大豆・塩 白〜赤(甘口は白寄り、辛口は赤寄り) 5日〜1年 全国(信州・仙台・江戸など) 味噌汁全般・幅広い料理
麦味噌 麦麹・大豆・塩 黄土色・淡い色 3〜6ヶ月(長期のものも) 九州・瀬戸内 具だくさんの味噌汁・炒め物
豆味噌 大豆・塩のみ 赤褐色〜黒褐色 1年以上 東海(愛知・岐阜・三重) 味噌煮込みうどん・味噌カツ・赤だし
合わせ味噌 2種類以上をブレンド ブレンド元による ブレンド元による 全国(地域で配合傾向あり) 味噌汁全般・和食全般

※上記は各記事の本文に基づく目安です。同じ分類名でも蔵元・商品によって幅があります。

実際に味噌を手にして比べてみよう

分類が頭に入ったところで、実際にスーパーや通販で手に入る味噌で違いを確かめてみたい方向けに、実店舗で買える味噌を比較した記事を紹介します。

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「読むより先に、いろんな種類を一度に食べ比べてみたい」という方には、米味噌の食べ比べに特化した3種セットもあります。

初めての食べ比べ!味噌の世界へようこそ3種セット

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よくある質問(FAQ)

味噌の種類は全部で何種類ありますか?
原料で大きく分けると米味噌・麦味噌・豆味噌の3種類です。そこに、複数を混ぜる合わせ味噌と、地域ごとの郷土味噌という切り口を加えると、地域名や銘柄を含めれば数十種類にのぼります。厳密な線引きがあるわけではなく、分類の目安として捉えるのがおすすめです。
米味噌・麦味噌・豆味噌はどう違いますか?
使う麹の原料が違います。米味噌は米麹、麦味噌は麦麹、豆味噌は大豆に直接麹菌を付けて作ります。味の傾向としては、米味噌は甘みと旨味のバランス型、麦味噌はすっきり甘め、豆味噌は長期熟成によるコクと酸味が特徴です。それぞれの詳しい違いは米味噌の特徴を解説した記事麦味噌の特徴を解説した記事で紹介しています。
白味噌と赤味噌の違いは色以外に何がありますか?
色だけでなく、塩分濃度と熟成期間にも違いがあります。一般的に白味噌は米麹の割合が多く塩分低め・熟成期間が短い甘口、赤味噌は塩分高め・熟成期間が長い辛口の傾向があります。詳しい分類表は米味噌の記事にまとめています。
合わせ味噌は自分で作れますか?
2種類以上の味噌があれば自宅でも作れます。特別な決まりはなく、色や産地が異なる味噌を混ぜ、1日ほど寝かせるとなじみます。基本の配合の目安は合わせ味噌の記事で紹介しています。
豆味噌と八丁味噌は同じものですか?
同じではありません。豆味噌は「味噌の種類」を指す言葉で、八丁味噌はそのうち愛知県岡崎市八帖町で伝統的な製法を用いて作られる特定の「銘柄(ブランド)」です。八丁味噌を名乗れるのは現在カクキューとまるやの2社のみです。

まとめ:味噌の種類は「原料×色・塩分×地域」で整理する

味噌の種類は、米・麦・豆という原料の違い、白・赤や甘口・辛口という色と塩分の違い、そして地域ごとの郷土味噌という3つのレイヤーが重なって成り立っています。この記事の比較表を入り口に、気になった種類の専門記事を読んでみてください。自分の好みに合う一本を今すぐ知りたい方は、選び方大全もあわせてご覧ください。

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